新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン

新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン

一般社団法人 北九州青年経営者会議
新型コロナウイルス感染予防対策ガイドライン

1.はじめに 団体からのメッセージ
一般社団法人北九州青年経営者会議(以下、北青会)では、会員、事業連携を行う企業・団体、ボランティア参加者、訪問先家庭など多様な関係者とともに事業を実施している。
私たちは、新型コロナウイルスの感染予防対策を徹底して行い、政府が主導する新しい生活様式に沿って、活動を行って参ります。そのために、本ガイドラインを定め、新型コロナウイルス感染拡大防止に対して然るべき対応を取った上で、北青会の目的を達成すべく事業活動に取組んでいく。
2.本ガイドラインについて
本ガイドラインは、北青会会員とその関係者の健康と安全・安心を守り、新型コロナウイルス感染防止対策と活動実施の両立を目的として定めるものである。
本ガイドラインは、政府の「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」や「新しい生活様式の実践例」などを踏まえ、会員及び関係各位が関わり実施する各事業おいて、新型コロナウイルス感染予防対策を行う際の基本的な事項として整理したものである。
北青会の事業活動においては、様々な方々との連携が必要不可欠である。そのため会員が感染しないことはもとより、事業に関係する多様なステークホルダーの感染防止に努めることが求められる。新型コロナウイルス感染予防対策にかかる体制を構築し、勤務形態などへの配慮、個々人の感染予防対策の徹底、事務所(職場)や事業会場における対策の充実などに努めるものとする。
3.適用期間
新型コロナウイルスの感染リスクが低減し、治療法の確立、ワクチンの開発などにより当会関係者の健康と安全・安心を十分に確保できるまでの期間。
基本的な感染予防対策

北青会会員として以下の感染予防対策を徹底する。
(1) マスク着用の徹底及び咳エチケットの励行。
(2) 小さな節目ごとに、手指消毒又は手洗いを丁寧に行う。
(3) 日々、充分な睡眠を取り、水分を摂取することをはじめ、健康管理に努める。
(4) 自宅で定期的な検温を行い記録し、必要がある場合、提出できるよう準備する。
(5) 会としての活動(イベントの他、例会、理事会、幹部会、委員会等の活動を含む)までの1週間に、次のいずれかの症状がある会員は、活動を自粛する。
・ 37.5度以上の発熱があった。
・ 咳、呼吸困難、全身倦怠感、咽頭痛、鼻汁・鼻閉、味覚・嗅覚障害、眼の痛みや結膜の充血、頭痛、関節・筋肉痛、下痢、嘔気・嘔吐の症状があった。
・ 新型コロナウイルス感染症陽性とされた者との濃厚接触があった。
・ 過去2週間以内に政府から入国制限、入国後の観察期間を必要とされている国、地域への訪問歴、及び当該在住者との濃厚接触があった。
(6)感染もしくは感染の疑いのある場合は以下の事項を実践する。
・ 会員及び事務局員もしくは同居家族または従業員など(以下、家族等)に感染が確認された場合が感染した場合、会員は専務理事に報告を行い、専務理事は理事会に報告する。理事会は状況を精査し、当該会員と他の会員の接触状況などから必要と判断した場合、速やかに全ての会員へ連絡を行う。
・会員及び事務局員に感染者が確認された場合の公表の有無や方法については、公衆衛生上の観点も踏まえて理事会で判断する。その際、感染者の人権に配慮し、個人名が特定されないよう留意する。
・ 家族等に感染が確認され、濃厚接触に該当する場合、PCR検査を受診し、検査結果を速やかに専務理事に報告する。陽性の場合は医療機関の指示に従い、定められた期間の自宅療養を行う。また、家族等と濃厚接触に該当しない場合及び検査結果が陰性の場合であっても、家族等の感染確認から14日は自宅待機とする。
(7)例会や各種会議については感染拡大の状況に応じてオンラインでの開催が出来る
体制を取る。
(8)緊急事態宣言下等の非常時に止むを得ず対面での活動が必要な場合は理事を主体として対応する。
(9)緊急事態宣言における特定警戒地域または該当地域の自治体からイベント自粛要請
などが課せられている場合は、オンライン開催を除いて不要不急の集合型事業の企画・開催はしない。
各事業に対する追加感染予防対策

1.周知・広報活動
(1)関係者・参加者には、書面もしくは電子メール、SNS等により事前に感染予防対策協力のお願いを告知する。
(参加前の体調確認、マスクの着用、咳エチケット・手洗い・手指消毒の徹底、感染した場合の連絡など)。
(2)発熱など体調不良が見受けられる際は参加を控えることを周知する。
(3)事業開催当日は当会規定のガイドラインに沿って活動を行うことを周知徹底する。
2.主催事業(ヤングサンタ、記念式典、チャリティーコンサート、献血活動等)
(1)使用する会場は、参加人数に合わせて参加者同士の距離をできるだけ2メートル以上(最低1メートル以上)保てる広さのある会場を選ぶこと。
(会場規定がある場合はその規定に沿うこと。)
(2)三密(密閉、密集、密接)を避けること。
(3)換気できる窓またはビル管理法(建築物における衛生的環境の確保に関する法律)に基づく換気機能をもつ冷暖房設備(空気調和設備)が使用できること。もしくは、開催中にドアを開放し換気ができる環境であること。
(4)受付等を設置する場合、飛散防止対策を講じ、マスクまたはフェイスシールドなど
を着用すること。
(5)手洗い、手指の消毒を励行するとともに、入場口付近及び各所に手指消毒剤を設置し、使用を促す。なお、消毒液は当該場所に最適なものを用いる。(以下、消毒に関する記載において同じ。)
(6)非接触型の体温計やサーモグラフィ等を配備し、利用を案内するスタッフを配置する。(再検査を行い37.5度以上の発熱の場合は入場を制限する。)
(7)接客や対面での案内を行うスタッフには必要に応じて手袋も使用させる。
(8)お客様が並ぶ可能性がある場所に、前の人から1m以上(可能なかぎり2m以上)距離を取るように求める案内を掲示する。
(9)トイレ、ドアノブ、手すり等不特定多数が利用・接触する場所には、消毒液を設置し、定期的に消毒を行う
(10)お客様が体調を崩された場合に備え、案内可能な別室を確保しておく。
(11)会場に入退場するお客様が密集することを避けるため、段階的な手法での入退場案内を行う。
(12)来場者間の接触を避けるため入退場ルートを統一する。
(13)入場の際は、会員が手動で来場者の手消毒を行い、感染予防対策を徹底する。
(14)開催時間をできる限り短縮することに努める。
(15)資料等を手渡しする必要がある場合は、必ず手袋を着用する。
(16)マイクロフォン等一つの機材を複数名が使用する場合は、その機材のこまめな消毒を徹底する。
(17)チケットの販売と発券は接触を抑制する観点から、可能な限り以下の通り行う。
① チケットは事前にご購入いただき、当日ご持参いただく。
可能な範囲で、オンラインチケットやキャッシュレス決済をお奨めし、ご利用いただく。
② 対面でチケット販売を行う場合は、透明ビニールカーテンやフェイスシールド、又はアクリル板等を設置する。
③ 入場時のチケット半券のちぎりはお客様で行っていただくよう周知する。
可能であれば、主催者が目視で確認する方法も取り入れる。
(18)車を使用しての移動を余儀なくされる場合は、着席位置に余裕を持てる人数で
乗車する。また、換気・マスク着用を徹底、会話は必要最小限に留める。
(19)当日来場者に感染の疑いが認められた場合は、以下の通り適切に対応する。
① 速やかに別室へ案内し、隔離対応する。
② 対応するスタッフは、マスク・手袋を着用のうえ対応する。
③ 速やかに、医療機関及び保健所へ連絡し、指示に従う。
④ 保健所等の公的機関による聞き取りに協力し、氏名及び緊急連絡先を把握し
名簿を作成する等、必要な情報を速やかに提供できる体制を整える。
(20) 事業終了後、主催事業への参加者に感染が確認された場合の対応のため、必ず参加者全員の名前及び代表参加者の電話番号、メールアドレス等を提供して頂く。また、その情報は名簿として管理する。
(21)後日来場者もしくは関係者の中から感染が疑われる方が発生した場合、保健所の聞き取りに協力し必要な情報提供を行う。
(22)取得した個人情報は、特定した目的のみに利用し、漏洩することがないよう充分な対策を講じる。
3.事務局員
・ 勤務はテレワークを併用し、感染状況や業務の状況により柔軟に対応する。また、公共交通機関の利用に関しては混雑時間帯などを極力避けることとする。
・ 始業時や休憩後を含め小まめな手洗いや手指消毒を徹底する。
・ 対面での打合せなどの場合はマスク着用し、換気に留意する。
・ 会議室利用時は、可能な限りドアを開けるとともに空気清浄機などを併用する。また、椅子を減らしたりするなど近距離や真向いに座らないよう工夫する。
・ 勤務中に体調が悪くなった場合は、必要に応じて直ちに帰宅する。
附則
令和2年9月30日 制定